もの忘れオンライン相談

夫も認知症の症状らしい言動が出ていました。
約２年半、毎日何度も、何度も同じ話の繰り返し。
大袈裟な話ではなく、２時間に１回は怒っていたことを覚えています。

なんとかしないとと思いながらも、
どこに行って、どうすればいいのか、
具体的な対策がわかりませんでした。

そんな時、認知症の講演に参加。
その時の講師が宮崎さんでした。
そのお話の内容が、まさに私の夫の状況、そのままでした。

そこで個人的にオンライン相談をしてみることにしました。
半信半疑で、言われた通りに、関わって見ると・・・
夫の様子が一変。
あんなに嫌がっていた病院にも行くことができ、無事に診断も受けることができました。

毎日２時間に１回怒っていたのが、
適度な関わり方がわかるようになり、
最近は、２日に１回になりました。

夫も落ち着いたのか、笑顔も増えたように思います。
これからどうなるかわかりませんが、
もし何かあれば、オンライン相談で宮崎さんに聞けばいいか！
という、安心感が私にも余裕を持たせてくれているようです。

うちの主人は認知症の診断を受けていました。

自分のことができなくなってきており、
私が注意すると「あぁ！うるさか！」と大声を出して怒ります。

TVなどで”認知症は怒ってはダメ、逆効果”と
聞いていたので、注意している自分のことも引け目に感じていました。

主人が怒ることを病院で相談したら、
先生に「落ち着く薬を出しましょう」と穏やかになる薬を出されました。

薬のおかげで主人は落ち着いたのですが、
ぼんやりすることが増え、元気がなくなってしまいました。

ある日、市の講演で宮崎さんの話を聞きました。
「認知症は怒らないことが大切。と言われている。
だけど、家族だからこそ怒ってしまうこともある」
「もし私が認知症や何かの病気になって、
家族が急によそよそしく接してきたら悲しいので、
ご家族はいつも通りに接してください」と、
これまでの先生とは違う話に驚きました。

どうして主人が大声を出すのか？
なぜ何度も同じ話をするのか？
そんな質問に、一つ一つゆっくりと説明してくださり
70代の私でも理解できるように教えてくれました。

これまでケアマネさんや介護の人に相談しても、
「認知症だからですね」と言われるばかりだったので、
向き合っていただき、とても嬉しかったです。

私の対応が変わったからなのか、
不思議と主人も落ち着いたように思います。

病院の先生にも「旦那さん、落ち着かれましたね」と言われ、
薬の量も少し減らしてくださり、主人もまた元気になりました。

こっちの対応で変わるということもですが、
自己嫌悪に陥っていた私も一緒に救われました。

私は結婚して福岡に、60代の母は関東に住んでいます。
関東の実家に帰るのは、お盆か正月くらいの生活です。

私の母は元々、天然ボケの性格です。
そんな母が最近変なことを言うようになり心配していました。

私が福岡に住んでいるのに、「そうだったっけ？」と話したり
同じような物を買ってきたり、日付を間違えたり・・・。

元々の天然ボケなのか？
認知症のはじまりか？
関東に住む妹との電話では
この１−２年、必ず母の話題が上がっていました。

そんなある日、会社の研修で
認知症サポーター養成講座の受講があり、
その講師が宮崎さんでした。

講座の後に母のことを相談したら、
とても親身にお話を聞いてくださり、
私の実家のそばに良い病院がないかと
探してくれました。

また、受診を嫌がる母にどのように説明をするかなど
いくつかの提案をしていただき、
実際に連れて行く妹ともオンラインでお話ししてくれました。

数年間もの間、姉妹で悩んでいたのに、
相談から２週間後には病院へ行くことができました。
結果、母は認知症ではなく、元々の性格ということが
わかりました。笑

認知症ではなかったことをLINEで報告した時にも
「本当に良かったです！」とすぐに電話をくれました。

こちらとしては、認知症だったらリハビリをお願いしていたので
結果としてお断りする形になり、申し訳ない旨も伝えましたが、
「違ったことが一番だから、一緒に喜びましょう！」と言われ、
本当に私たち姉妹と、母のことを考えて下さっていたと思いました。

数年間、ずっと心配していたので、無事に解決でき、安堵しています。